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仙台で注文住宅建築を検討しているヒト向けに、耐震性能に関する情報や住宅会社の見分け方を紹介します。
現在、仙台での注文住宅づくりを考えているヒトは、20年・30年といわず100年安心して暮らせる家を考えているのではないでしょうか。
そうした長持ちする家づくりをする上で重要なのが耐震性能や耐久性能で、構造躯体が丈夫な家なら安心できます。
今の注文住宅はその多くが耐震構造になっています。採用する工法によって特徴は異なりますが、木造の注文住宅を建てる場合なら在来工法を強化して耐震性能を高めているものがいいでしょう。
構造材に使われる材料も重要です。木材でも種類によって強度に違いがあり、レッドウッドなどは強く腐りにくいのが特徴。
また、エンジニアリングウッドと呼ばれる集成材は一般的な木材に対して約1.5倍の強度があるといわれています。これらの接合部分も金物で補強されている家は耐震・耐久性能がアップします。
土台部分ではベタ基礎の厚み、基礎パッキンの通気性、土台の白アリ対策などが耐久性に影響します。また、仙台のような寒い地域では床束をプラ束にするといった工夫も必要です。
耐震とは、その名の通り建物が地震をはじめとする揺れに耐えることです。建築後に後付けで耐震工事を行う場合は、「X字型」や「V字型」の耐震ブレースを外から設置するのが主流です。これは、学校や自治体の庁舎など、公共施設によく施されている技術になります。家の新築や、耐震リフォームをする際は、「筋かい耐力壁」や「パネル式耐力壁」などが耐震効果を上げる工事として挙げられるでしょう。
本震や余震などある程度の大きさの揺れでは建物の倒壊に至らない強度が耐震の強みといえます。しかし耐震はあくまで建物が倒壊しないことを重視しているため、揺れを抑える構造に適しているというわけではありません。建物自体に揺れが直接伝わってしまうというデメリットもあるのです。そのため、耐震だけでは揺れのために家具や物などが落ちてきたり崩れたりする可能性が高くなります。
建物は上階にいると揺れが大きくなり、地震による事故発生率も上階のほうが高くなるのが特徴です。特に高層ビルや高層住宅などでは、耐震は不向きと言えるでしょう。
余震が繰り返す地震にも弱く、揺れが起こるごとに建物にダメージが蓄積していきます。するとだんだん目に見えない部分の構造が破損していき、いつの間にか大きな損害になってしまうケースも少なくありません。
上記のことを考慮すると、耐震工事をするだけでは地震対策は十分とはいえないでしょう。
地盤から建物を離すことで、建物に揺れが直接伝わらないようにすることを免震といいます。免震のために主に使われるのが、建物と基礎の間に取り付けられる免震装置です。免震装置は建物を支える「アイソレータ」と振動を抑える「ダンパー」の組み合わせが主流。この組み合わせのなかには、地震の揺れを最大80%カットできるものもあるそうです。
体感する揺れは実際の震度の3分の1から5分の1程度。震度が小さければ揺れを感じないこともあります。免震工事は家を地盤に固定しないため、家のダメージを軽減できるメリットもあります。家がダメージを受けなければ、それだけ家が長持ちするでしょう。余震にも耐えられるかもしれません。
免震は建物が揺れの影響を受けにくいことが最大のメリットといえます。免震の工事は耐震、制震に比べて地震対策度が高いといわれていることからも性能が高いことがわかるでしょう。地震の揺れを建物に伝えづらくすることで建物自体のダメージを減らすだけでなく、家具の転倒も防げます。
免震のデメリットといえば、縦揺れに弱いところでしょう。横揺れの地震には耐えられますが、縦揺れにはあまり対策が取られていません。設置費用が高いことも免震のデメリットといえます。建物の土地周辺への影響を考えなければならないこともデメリットの一つです。土地の広さによって免震できる制限が決まっているので、土地が狭い場合は免震装置を導入できない場合があります。免震工事を依頼する場合は費用と周囲の環境への配慮が必要だといえるでしょう。
揺れを制御する、または揺れのエネルギーを別のエネルギーに変換できるのが制震の特徴です。建物の内部にダンパーを設置して振動を制限することで地震の揺れを吸収します。ダンパーは吸収した揺れのエネルギーを熱エネルギーに変化。熱エネルギーによって家にしなりが生まれるので、度重なる揺れにも耐えられるのです。
制震は車のブレーキのように建物の揺れを抑える効果が期待できます。とくに高層ビルや高層住宅などの高い建物に適しています。最近では一戸建てにも活用され、台風をはじめとする自然災害から家を守る役割を果たしています。
制震装置には家の主要構造を守る働きもあるので、復旧が早いことがメリットといえます。地震のあとも相応の処置をすれば済み続けられるでしょう。費用は免震よりも低い費用で受けられます。設置を考えやすい地震対策ではないでしょうか。
免震は地震の揺れを別のエネルギーに変えてはくれますが、地震の揺れを完璧に抑えられるわけではありません。そのため、地震時に家具が転倒する可能性があります。免震を設置している家でも、室内の事故発生率は高めで、それらがデメリットともいえるでしょう。
後付けの制震ダンパーは制震効果が低いので、できるだけ住宅を建てる際に組み込んでおくのがおすすめです。
地震の被害を軽減する3つの対策を開設してきましたが、1つの工法を選んで施せば完璧に守られるというわけではありません。一番は複数の対策を組み合わせることです。どの工法にもメリットとデメリットが存在するため、それぞれが組み合わせると補い合えるでしょう。
一般的に推奨されているのが耐震と制震です。免震は土地によって工事できないことがあり、費用も高くつきがち。対して耐震と制震は一般住宅でも取り入れやすく、費用も大きくかかることはありません。
日本はその土地によってどんなタイプの地震が起きるかわかりません。耐震・免震・制震を選ぶ際は、自分の予算やその上に合った対策を検討しましょう。
耐震性能や耐久性能といった視点で注文住宅会社を比較する場合、主に以下の3点に注目しましょう。
これは法律による認定制度で、耐震性能や耐久性能の他にも省エネやメンテのしやすさに優れた家を意味します。税制でも優遇されているので、注文住宅建築なら外せない要件です。
一般人が専門技術の違いを比較するのは難しいかもしれませんが、耐震等級が最高の3なら建築基準法の1.5倍の強さがあることがわかります。
10年保証は最低限で、耐久性に自信のある施工会社ならより長期の保証制度を採用しているところもあります。また、地震保証に対応しているところもあるので、アフターサポートによる違いもしっかり検討しておきましょう。
仙台市民にとって、今も深く根付いているのが、2011年3月11日に起きた東日本大震災ですね。当時の建物被害は、全壊が29,912棟、半壊が108,542棟、一部損壊も合わせると、その数は24万棟にも上ります。
津波による直接的な被害だけでなく、被害は、仙台駅から半径5km付近にまで及び、青葉区、太白区といった丘陸部にも、約5,000世帯の被災宅地が出ているのです。
これらの被害を受けた建物の多くが、昭和30~40年代に建てられた古い団地などの家屋。耐震構造などはほぼないような状態の家が多かったために、これだけの被害が広がった可能性が考えられます。
地震は、いつ何時また起こるかわからないもの。大切な家族の命を守るためにも、家作りでは、住宅の「耐久性」「耐震性」にはしっかりとこだわりたいですね。
コストは抑えつつ、仙台の寒さでも快適に過ごせる家づくり。
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