仙台市のハザードマップを紹介

自然災害に見舞われることの多い日本。自然が相手ですから、何かしらの自然災害はどの地域にも想定されます。「ハザードマップ」は国土地理院が自然災害による被害を軽減することを目的に、その地域の特徴や防災対策として避難場所等を表示している地図のことをいいます。大雨・地震など災害から身を守るために必要な知識として覚えておきましょう

ハザードマップでわかること

ハザードマップは、特定の地域を黄色や赤色、青色に塗っている地図です。土砂災害について警戒するレベルと洪水浸水想定区域のレベルを3段階に色分けをして表示し、色が濃くなるほど危険であることを示しています。色の上に赤い水玉模様が入っている地域は、早期の立ち退きや避難が必要な区域を示しており、最も危険な区域を指します。
仙台市5区のハザードマップは、次のURLから閲覧・ダウンロードすることが可能です。

避難場所について

避難場所は、命を守るため緊急避難する場所、住まいを確保するまで滞在する場所、支援拠点とする場所であるとされています。こちらでは避難場所を4種類説明します。
居住地の特性をハザードマップで知ることともに、避難場所についても知っておく必要が。もしものとき、どの避難場所を利用するか家族で話し合うことも必要です。

指定避難場所

市町村が指定した、学校・公民館などで開設された避難場所を指し、災害の危険性がなくなるまで滞在することが可能な避難場所です。住所に関係なく利用できます。

地域避難場所

災害時の危険を回避するため、一時的に避難する場所を指します。帰宅困難者が、公共交通機関が回復するまで待機する場所として活用されることも。広場や公園、学校の校庭などが指定されています。

広域避難場所

災害が原因の火災が発生し、地域全体が危険だと判断されたときに避難する場所です。火災の熱から体を守るためには10ヘクタール以上が必要とされているため、大規模な公園や団地、大学などが指定されています。

福祉避難場所

介護の必要な高齢者や障がい者、妊産婦や乳幼児など、一般の避難所での生活が困難である人を受け入れる避難場所を指します。必要に応じて開設される二次避難場所であり、災害当初には開設されないため注意が必要です。

仙台市の避難場所の検索サービス

仙台市が公式サイトで公表している、避難場所の検索サービスについて紹介します。
活用しやすいサイトを調べておくと、もしもの備えになりますね。

仙台市避難情報ウェブサイト

仙台市の避難情報をいち早く知らせるためのサイトです。津波や地震などの災害種別、避難情報、避難所開設情報について住所別に知らせています。「仙台市危機管理室Twitter」と連携していることが特徴。災害の種別によっては開設できない避難所、2階以上への移動が必要な避難所もあるため、その状況をリアルタイムで知ることができます。
http://hinan.city.sendai.jp/

せんだいくらしのマップ

地図上から避難場所を調べることが可能なサイトです。消火栓や防火水槽、給水栓の位置なども知ることができます。
http://www2.wagmap.jp/sendaicity/Map?fid=14%2D941&mid=238

避難所はどこだ？仙台市の避難所案内

GPSを利用し、現在地から直線距離で一番近い避難所を案内してくれます。※必要に応じて開設される二次避難場所を表示する可能性もあります
津波の避難場所や避難施設も表示されることが特徴です。
https://arawashi.net/map/refuge/?lat=38.260828&lng=140.882392